アメリカの総合病院のがん病棟でボランティアをされているジュリア鈴木亮子さんからアメリカでのご活動を知る機会に恵まれました。ジュリア鈴木亮子さんは現代レイキヒーリング協会公認レイキマスターでいらっしゃいます。

 

レイキヒーリング対象は患者さん(主治医からの許可がある方)だけでなく、そのご家族の方々や、病棟で忙しく働く看護師、医師、スタッフの皆さんです。

 

ミニ霊気ヒーリングと称される、椅子に座った状態で1人6〜8分という短時間でのヒーリングは、慢性人手不足の中で忙しく働く医療従事者の皆さんにとって最善の方法とお察しします。そしてジュリア鈴木さんが無くてはならない存在として奮闘されているご様子がありありとうかがえました。本当に頭が下がる思いです。ポケットベルや院内携帯電話が次々とかかってくる忙しさの中、顔なじみの方などは、「今行くからね!」と走ってきてくださるのだそうです。

 

ある時は手術医の先生がお見えになり、ヒーリングを試したところ、「電話や周りの音が何も全く聞こえなかったのは初めての経験」とおっしゃったそうです。その後その先生から、手術前に麻酔を入れる直前、緊張しきった患者さんへの霊気ヒーリングを時々頼まれるようになったとの事です。

 

辛い状況の中にある人々が笑顔で過ごせるように、その方々の力になれば、と願うジュリア鈴木さんのお気持ちが色々なことを可能にしているのだな、と感じました。

 

長くヒーリングすれば効果も強く高くなると思いがちですが、ジュリア鈴木さんのように短時間で効果的なヒーリングをされているご様子を知り、改めて大切なのは時間の長さではないのだなと感じました。

 

病院側の人事や経営方針も変化していく中で、患者さん全員へのヒーリングの許可を得るため、説明会を開いたり、看護士長さんとのお話を進められたり、尽力されているご様子です。ボランティアの貴重なお話、本当にありがとうございます。輝くジュリア鈴木さんの一層のご活躍をお祈りします。